【活用ガイド】

JVNDB-2014-005974

X.Org X Window System および X.Org Server の DBE エクステンションにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

X.Org X Window System (別名 X11 または X) および X.Org Server (別名 xserver および xorg-server) の DBE エクステンションには、サービス運用妨害 (out-of-bounds read または out-of-bounds write) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


X.Org Foundation
  • X Window System X11R6.1
  • X.Org Server 1.16.3 未満
オラクル
  • Oracle Virtualization の Oracle Secure Global Desktop 4.63
  • Oracle Virtualization の Oracle Secure Global Desktop 4.71
  • Oracle Virtualization の Oracle Secure Global Desktop 5.1
  • Oracle Virtualization の Oracle Secure Global Desktop 5.2

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、(1) ProcDbeSwapBuffers 関数、または (2) SProcDbeSwapBuffers 関数に対する巧妙に細工された length 値または index 値を介して、サービス運用妨害 (out-of-bounds read または out-of-bounds write) 状態にされる、または任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

X.Org Foundation オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-8097
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-8097
  2. 関連文書 : MGASA-2014-0532
更新履歴

  • [2014年12月15日]
      掲載
    [2015年06月04日]
      参考情報:関連文書 (MGASA-2014-0532) を追加
    [2015年07月29日]
      影響を受けるシステム:ベンダ情報の追加に伴い内容を更新
      ベンダ情報:オラクル (Oracle Critical Patch Update Advisory - July 2015) を追加
      ベンダ情報:オラクル (Text Form of Oracle Critical Patch Update - July 2015 Risk Matrices) を追加
      ベンダ情報:オラクル (July 2015 Critical Patch Update Released) を追加
    [2015年10月30日]
      ベンダ情報:オラクル (Oracle Solaris Third Party Bulletin - October 2015) を追加