【活用ガイド】

JVNDB-2014-005967

Trihedral Engineering VTScada における整数オーバーフローの脆弱性

概要

Trihedral Engineering VTScada (旧 VTS) には、整数オーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Trihedral Engineering Ltd.
  • VTScada (旧 VTS) 10.2.22 未満の 10.x
  • VTScada (旧 VTS) 11.1.07 未満の 11.x
  • VTScada (旧 VTS) 6.5 から 9.1.20 未満の 9.x

想定される影響

第三者により、巧妙に細工されたリクエストを介して、大規模なメモリ割り当てを誘発されることで、サービス運用妨害 (サーバクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Trihedral Engineering Ltd.
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 数値処理の問題(CWE-189) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-9192
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-9192
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-14-343-02
更新履歴

  • [2014年12月15日]
      掲載