【活用ガイド】

JVNDB-2014-005953

NVIDIA ドライバにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性 

概要

NVIDIA Linux Discrete GPU ドライバ、Lixux for Tegra (L4T) ドライバ、および Chrome OS ドライバ には、サービス運用妨害 (セグメンテーションフォルトおよび X Server クラッシュ) 状態にされる、または任意のコードを実行される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-19: Data Handling (データ処理) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/19.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


NVIDIA
  • NVIDIA ドライバ R304.125 未満 (Linux Discrete GPU)
  • NVIDIA ドライバ R331.113 未満の R331.x (Linux Discrete GPU)
  • NVIDIA ドライバ R340.65 未満の R340.x (Linux Discrete GPU)
  • NVIDIA ドライバ R343.36 未満の R343.x (Linux Discrete GPU)
  • NVIDIA ドライバ R346.22 未満の R346.x (Linux Discrete GPU)
  • NVIDIA ドライバ R21.2 未満 (Linux for Tegra (L4T))
  • NVIDIA ドライバ R40 未満 (Chrome OS)

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された GLX 間接レンダリングプロトコルリクエストを介して、サービス運用妨害 (セグメンテーションフォルトおよび X Server クラッシュ) 状態にされる、または任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

NVIDIA
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-8298
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-8298
更新履歴

  • [2014年12月15日]
      掲載