【活用ガイド】

JVNDB-2014-005843

TP-Link TL-WR740N のファームウェアにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

TP-Link TL-WR740N のファームウェアには、PingIframeRpm.htm の isNew パラメータの "new" の値に関する問題によって、サービス運用妨害 (httpd クラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-19: Data Handling (データ処理) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/19.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


TP-LINK Technologies
  • TL-WR740N ファームウェア 3.17.0 Build 140520
  • TL-WR740N ファームウェア 3.16.6 Build 130529
  • TL-WR740N ファームウェア 3.16.4 Build 130205
  • TL-WR740N 4

想定される影響

第三者により、サービス運用妨害 (httpd クラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

TP-LINK Technologies
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. データ処理(CWE-19) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-9350
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-9350
  2. 関連文書 :  TP-Link TL-WR740N Wireless Router MitM httpd Denial Of Service
更新履歴

  • [2014年12月10日]
      掲載
    [2014年12月25日]
      概要：内容を更新
      CWE による脆弱性タイプ一覧：CWE-ID を追加

公表日2014/11/13
登録日2014/12/10
最終更新日2014/12/25