【活用ガイド】

JVNDB-2014-005835

MantisBT における CAPTCHA 保護メカニズムを回避される脆弱性

概要

MantisBT は、public_key パラメータを CAPTCHA アンサーへのキーとして使用するため、CAPTCHA 保護メカニズムを回避される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-284: Improper Access Control (不適切なアクセス制御) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/284.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


MantisBT Group
  • MantisBT 1.2.18 未満

想定される影響

第三者により、public_key パラメータ値に対する CAPTCHA アンサーの情報を利用されることで、CAPTCHA 保護メカニズムを回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

MantisBT Group
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切なアクセス制御(CWE-284) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-9117
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-9117
更新履歴

  • [2014年12月10日]
      掲載

公表日2014/11/26
登録日2014/12/10
最終更新日2014/12/10