【活用ガイド】

JVNDB-2014-005802

KDE-Runtime などの製品におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

KDE-Runtime、kwebkitpart、および kio-extras には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


KDE
  • KDE-Runtime 4.14.3 およびそれ以前
  • kio-extras 5.1.1 およびそれ以前
Urs Wolfer
  • kwebkitpart 1.3.4 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、エラーメッセージ内で適切に処理されない以下の要素を使用する巧妙に細工された URI を介して、任意の Web スクリプトまたは HTML を挿入される可能性があります。

(1) zip
(2) trash
(3) tar
(4) thumbnail
(5) smtps
(6) smtp
(7) smb
(8) remote
(9) recentdocuments
(10) nntps
(11) nntp
(12) network
(13) mbox
(14) ldaps
(15) ldap
(16) fonts
(17) file
(18) desktop
(19) cgi
(20) bookmarks
(21) ar scheme
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical KDE
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-8600
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-8600
  2. 関連文書 : Vulnerability title: Insufficient Input Validation By IO Slaves In KDE e.V. KDE
更新履歴

  • [2014年12月09日]
      掲載

公表日2014/11/13
登録日2014/12/09
最終更新日2014/12/09