【活用ガイド】

JVNDB-2014-005752

OpenVPN におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

OpenVPN には、サービス運用妨害 (サーバクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


OpenVPN Technologies
  • OpenVPN 2.0.11 未満の 2.x
  • OpenVPN 2.2.3 未満の 2.1.x
  • OpenVPN 2.2.3 未満の 2.2.x
  • OpenVPN 2.3.6 未満の 2.3.x

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、過度に小さな制御チャネルパケットを介して、サービス運用妨害 (サーバクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian OpenVPN Technologies
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-8104
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-8104
  2. 関連文書 : MGASA-2014-0532
更新履歴

  • [2014年12月05日]
      掲載
    [2015年06月04日]
      参考情報:関連文書 (MGASA-2014-0532) を追加