【活用ガイド】

JVNDB-2014-005723

OpenStack PackStack におけるアクセス制限を回避される脆弱性

概要

OpenStack PackStack は、Open vSwitch (OVS) monolithic プラグインが使用されていない場合、nova.conf 設定を生成する際に libvirt_vif_driver 設定オプションを適切に設定しないため、ファイアウォールを無効にされ、アクセス制限を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


レッドハット
  • PackStack 2012.2.1
  • Red Hat OpenStack 4.0

想定される影響

第三者により、アクセス制限を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3703
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3703
更新履歴

  • [2014年12月03日]
      掲載