【活用ガイド】

JVNDB-2014-005706

Linux Kernel の drivers/media/usb/ttusb-dec/ttusbdecfe.c 内の ttusbdecfe_dvbs_diseqc_send_master_cmd 関数におけるスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Linux Kernel の drivers/media/usb/ttusb-dec/ttusbdecfe.c 内の ttusbdecfe_dvbs_diseqc_send_master_cmd 関数には、スタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.1 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 3.17.4 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、ioctl コールの過度に大きなメッセージ長を介して、サービス運用妨害 (システムクラッシュ) 状態にされる、または権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-8884
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-8884
更新履歴

  • [2014年12月02日]
      掲載
    [2015年05月12日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2015:0290) を追加
    [2015年05月13日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2015:0782) を追加