【活用ガイド】

JVNDB-2014-005696

phpMyAdmin におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

phpMyAdmin には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


The phpMyAdmin Project
  • phpMyAdmin 4.0.10.6 未満の 4.0.x
  • phpMyAdmin 4.1.14.7 未満の 4.1.x
  • phpMyAdmin 4.2.12 未満の 4.2.x

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、以下の項目を介して、任意の Web スクリプトまたは HTML を挿入される可能性があります。

(1) テーブルの閲覧ページのレンダリング中に適切に処理されない巧妙に細工されたデータベース
(2) テーブルの閲覧ページのレンダリング中に適切に処理されない巧妙に細工されたテーブル
(3) テーブルの閲覧ページのレンダリング中に適切に処理されない巧妙に細工されたカラム名
(4) テーブルの印刷表示のレンダリング中に適切に処理されない巧妙に細工された ENUM 値
(5) ズームの検索ページのレンダリング中に適切に処理されない巧妙に細工された ENUM 値
(6) ホームページのレンダリング中に適切に処理されない巧妙に細工された pma_fontsize Cookie
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The phpMyAdmin Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-8958
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-8958
更新履歴

  • [2014年12月02日]
      掲載

公表日2014/11/20
登録日2014/12/02
最終更新日2014/12/02