【活用ガイド】

JVNDB-2014-005684

複数の IBM Security QRadar 製品における重要な情報を取得される脆弱性

概要

IBM Security QRadar SIEM、QRadar Risk Manager、および QRadar Vulnerability Manager は、資格情報を URL 内に配置するため、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Security QRadar Risk Manager 7.1 以上 7.1 MR2 Patch 9 未満
  • IBM Security QRadar Risk Manager 7.2.4 Patch 1 未満の 7.2
  • IBM Security QRadar SIEM 7.1 以上 7.1 MR2 Patch 9 未満
  • IBM Security QRadar SIEM 7.2.4 Patch 1 未満の 7.2
  • IBM Security QRadar Vulnerability Manager 7.2.4 Patch 1 未満の 7.2

想定される影響

第三者により、(1) Web サーバのアクセスログ、(2) Web サーバの Referer ログ、または (3) ブラウザの履歴を読まれることで、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-6075
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-6075
更新履歴

  • [2014年12月01日]
      掲載