【活用ガイド】

JVNDB-2014-005621

Xen の arch/x86/mm.c 内の do_mmu_update 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Xen の arch/x86/mm.c 内の do_mmu_update 関数は、ページ参照を適切に管理しないため、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Xen プロジェクト
  • Xen 3.2.x から 4.4.x

想定される影響

リモートのドメインにより、HVM ゲストへの制御および巧妙に細工された MMU_MACHPHYS_UPDATE を利用されることで、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Xen プロジェクト
  • Xen Security Advisory : XSA-113
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-9030
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-9030
更新履歴

  • [2014年11月26日]
      掲載