【活用ガイド】

JVNDB-2014-005616

GNU C Library の wordexp 関数における任意のコマンドを実行される脆弱性

概要

GNU C Library (別名 glibc) の wordexp 関数は、WRDE_NOCMD フラグを適用しないため、任意のコマンドを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


GNU Project
  • GNU C Library 2.21

想定される影響

攻撃者により、任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GNU Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-7817
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-7817
更新履歴

  • [2014年11月25日]
      掲載
    [2014年12月17日]
      CVSS による深刻度:内容を更新