【活用ガイド】

JVNDB-2014-005549

Xen におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Xen は、PV ページテーブルのみ更新を適切に制限しないため、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンス) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Xen プロジェクト
  • Xen 4.x から 4.4.x

想定される影響

リモートの PV ゲストにより、Hardware Assisted Paging (HAP) を使用され、HVM ゲスト用のハードウェアエミュレーションサービスを利用されることで、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンス) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Xen プロジェクト
  • Xen Security Advisory : XSA-109
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-8594
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-8594
更新履歴

  • [2014年11月20日]
      掲載