【活用ガイド】

JVNDB-2014-005518

Apple iOS および Apple TV などで使用される Webkit における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Apple iOS および Apple TV などで使用される Webkit には、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (メモリ破損およびアプリケーションクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2014-4452 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


アップル
  • Apple TV 7.0.2 未満 (Apple TV 第 3 世代以降)
  • iOS 8.1.1 未満 (iPhone 4s 以降)
  • iOS 8.1.1 未満 (iPod touch 第 5 世代以降)
  • iOS 8.1.1 未満 (iPad 2 以降)

上記以外の Webkit を利用する他の製品も影響を受ける可能性があります。
想定される影響

第三者により、巧妙に細工された Web サイトを介して、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (メモリ破損およびアプリケーションクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-4462
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-4462
更新履歴

  • [2014年11月19日]
      掲載