JVNDB-2014-005466

複数の Zend 製品における任意のファイルを読まれる脆弱性

複数の Zend 製品には、任意のファイルを読まれる、HTTP リクエストをイントラネットサーバに送信される、およびサービス運用妨害 (CPU およびメモリ消費) 状態にされる脆弱性が存在します。

本問題は CVE-2012-5657 の修正が不完全だったことによる問題です。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-19: Data Handling (データ処理) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/19.html

Zend Technologies Ltd.

• Zend Framework 1 (ZF1) 1.12.4 未満
• Zend Framework 2 2.1.6 未満
• Zend Framework 2 2.2.6 未満の 2.2.x
• ZendOpenId 2.0.2 未満
• ZendRest 2.0.2 未満
• ZendService_Amazon 2.0.3 未満
• ZendService_Api 1.0.0 未満
• ZendService_Audioscrobbler 2.0.2 未満
• ZendService_Nirvanix 2.0.2 未満
• ZendService_SlideShare 2.0.2 未満
• ZendService_Technorati 2.0.2 未満
• ZendService_WindowsAzure 2.0.2 未満

第三者により、XML 外部エンティティ (XXE) 攻撃を介して、任意のファイルを読まれる、HTTP リクエストをイントラネットサーバに送信される、およびサービス運用妨害 (CPU およびメモリ消費) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。

Zend Technologies Ltd.

• Security Advisory : ZF2014-01: Potential XXE/XEE attacks using PHP functions: simplexml_load_*, DOMDocument::loadXML, and xml_parse

1. データ処理(CWE-19) [NVD評価]

1. CVE-2014-2681

1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-2681
2. 関連文書 : MGASA-2014-0151

• [2014年11月18日]
    掲載