【活用ガイド】

JVNDB-2014-005451

GnuTLS の gnutls_ecc.c 内の _gnutls_ecc_ansi_x963_expor 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

GnuTLS の gnutls_ecc.c 内の _gnutls_ecc_ansi_x963_expor 関数は、generating key ID に関する処理に不備があるため、サービス運用妨害 (out-of-bounds write) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


GNU Project
  • GnuTLS 3.1.28 未満の 3.x
  • GnuTLS 3.2.20 未満の 3.2.x
  • GnuTLS 3.3.10 未満の 3.3.x

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された (1) Elliptic Curve Cryptography (ECC) 証明書、または (2) 証明書署名要求 (CSR) を介して、サービス運用妨害 (out-of-bounds write) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical GNU Project レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-8564
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-8564
更新履歴

  • [2014年11月17日]
      掲載