【活用ガイド】

JVNDB-2014-005317

Linux Kernel の KVM サブシステムの arch/x86/kvm/vmx.c におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Linux Kernel の KVM サブシステムの arch/x86/kvm/vmx.c は、INVEPT 命令の終了ハンドラを持たないため、サービス運用妨害 (ゲスト OS クラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 3.12 未満

想定される影響

ゲスト OS ユーザにより、巧妙に細工されたアプリケーションを介して、サービス運用妨害 (ゲスト OS クラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3645
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3645
更新履歴

  • [2014年11月11日]
      掲載
    [2015年06月09日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2015:0284) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2015:0126) を追加