【活用ガイド】

JVNDB-2014-005307

LibreOffice の  Impress Remote のソケットマネージャにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

LibreOffice の Impress Remote のソケットマネージャには、解放済みメモリの使用 (Use-after-free) により、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる、または任意のコードを実行される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-416: Use-after-free (解放済みメモリの使用) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/416.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Novell
  • openSUSE 13.1
The Document Foundation
  • LibreOffice 4.2.7 未満の 4.x
  • LibreOffice 4.3.3 未満の 4.3.x

想定される影響

第三者により、TCP ポート 1599 への巧妙に細工されたリクエストを介して、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる、または任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Novell The Document Foundation レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3693
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3693
更新履歴

  • [2014年11月11日]
      掲載
    [2015年01月09日]
      影響を受けるシステム:ベンダ情報の追加に伴い内容を更新
      ベンダ情報:Novell (openSUSE-SU-2014:1412) を追加
    [2015年06月22日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2015:0377) を追加