【活用ガイド】

JVNDB-2014-005297

Symantec Endpoint Protection Manager の管理コンソールにおける任意のファイルを読まれる脆弱性

概要

Symantec Endpoint Protection Manager (SEPM) の管理コンソールには、任意のファイルを読まれる、またはイントラネットサーバに TCP リクエストを送信される脆弱性が存在します。

本件は、XML 外部エンティティ (XXE) の問題に関する脆弱性です。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-611: Improper Restriction of XML External Entity Reference ('XXE') (XML 外部エンティティ参照の不適切な制限) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/611.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


シマンテック
  • Symantec Endpoint Protection Manager 12.1 RU5 未満の 12.1

想定される影響

第三者により、エンティティ参照に関連する XML 外部エンティティ宣言を含む XML データを介して、任意のファイルを読まれる、またはイントラネットサーバに TCP リクエストを送信される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シマンテック
  • Symantec Security Advisory : SYM14-015
  • シマンテック セキュリティ・アドバイザリー : SYM14-015
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3437
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3437
更新履歴

  • [2014年11月10日]
      掲載