【活用ガイド】

JVNDB-2014-005223

SAP NetWeaver で使用される SAP Host Agent におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

SAP NetWeaver で使用される SAP Host Agent には、サービス運用妨害 (プロセスの終了) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


SAP
  • SAP NetWeaver 7.02
  • SAP NetWeaver 7.3

想定される影響

第三者により、巧妙に細工されたリクエストを介して、サービス運用妨害 (プロセスの終了) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

SAP
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-8592
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-8592
  2. 関連文書 : Analyzing SAP Security Notes October 2014 Edition
  3. 関連文書 : [ERPSCAN-14-019] SAP NetWeaver J2EE Engine - Partial HTTP requests DoS
  4. 関連文書 : [ERPSCAN-14-018] SAP NetWeaver J2EE Engine - Partial HTTP POST requests DoS
  5. 関連文書 : [ERPSCAN-14-021] SAP NetWeaver Management Console (gSOAP) - Partial HTTP POST requests DoS
  6. 関連文書 : [ERPSCAN-14-017] SAP NetWeaver HTTP - Partial HTTP POST requests DoS
  7. 関連文書 : [ERPSCAN-14-020] SAP NetWeaver Management Console (gSOAP) - Partial HTTP requests DoS
更新履歴

  • [2014年11月06日]
      掲載

公表日2014/10/17
登録日2014/11/06
最終更新日2014/11/06