【活用ガイド】

JVNDB-2014-005222

SAP NetWeaver で使用される SAP Internet Communication Manager におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

SAP NetWeaver で使用される SAP Internet Communication Manager (ICM) には、サービス運用妨害 (プロセスの終了) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
情報不足のため、「攻撃条件の複雑さ」のスコアは、"低" に設定されています。
影響を受けるシステム


SAP
  • SAP NetWeaver 7.02
  • SAP NetWeaver 7.3

想定される影響

第三者により、サービス運用妨害 (プロセスの終了) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

SAP
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-8591
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-8591
  2. 関連文書 : Analyzing SAP Security Notes October 2014 Edition
  3. 関連文書 : [ERPSCAN-14-016] SAP NetWeaver HTTPd - Partial HTTP POST requests DoS
更新履歴

  • [2014年11月06日]
      掲載

公表日2014/10/17
登録日2014/11/06
最終更新日2014/11/06