【活用ガイド】

JVNDB-2014-005186

OpenStack Compute におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

OpenStack Compute (Nova) には、サービス運用妨害 (CPU 資源の消費) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


OpenStack
  • OpenStack Compute (Nova) 2014.1.4 未満
  • OpenStack Compute (Nova) 2014.2.1 未満の 2014.2.x

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、リストアクティブサーバの API リクエストの IP フィルタを介して、サービス運用妨害 (CPU 資源の消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

OpenStack レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3708
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3708
更新履歴

  • [2014年11月04日]
      掲載
    [2015年05月01日]
      ベンダ情報：レッドハット (RHSA-2015:0843) を追加
      ベンダ情報：レッドハット (RHSA-2015:0844) を追加

公表日2014/09/12
登録日2014/11/04
最終更新日2015/05/01