【活用ガイド】

JVNDB-2014-005159

Terascale Open-Source Resource and Queue Manager の lib/Libifl/tm.c における任意のプロセスを強制終了される脆弱性

概要

Terascale Open-Source Resource and Queue Manager (別名 TORQUE Resource Manager) の lib/Libifl/tm.c の tm_adopt 関数は、プロセスの所有者も採用されたセッション ID を所有していることを検証しないため、任意のプロセスを強制終了 (kill) される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Adaptive Computing
  • TORQUE Resource Manager 5.0.x
  • TORQUE Resource Manager 4.5.x
  • TORQUE Resource Manager 4.2.x およびそれ以前

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、巧妙に細工された実行ファイルを介して、任意のプロセスを強制終了 (kill) される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Adaptive Computing
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3684
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3684
  2. 関連文書 : Re: tm_adopt() vulnerability in TORQUE Resource Manager
更新履歴

  • [2014年11月04日]
      掲載