【活用ガイド】

JVNDB-2014-005158

Apache CXF で使用される Apache WSS4J におけるスプーフィング攻撃を実行される脆弱性

概要

Apache CXF で使用される Apache WSS4J は、TransportBinding を使用している場合、SAML SubjectConfirmation メソッドのセキュリティセマンティックを適切に適用しないため、スプーフィング攻撃を実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Apache Software Foundation
  • Apache CXF 2.7.13 未満の 2.7.x
  • Apache CXF 3.0.2 未満の 3.0.x
  • Apache WSS4J 1.6.17 未満
  • Apache WSS4J 2.0.2 未満の 2.x

想定される影響

第三者により、スプーフィング攻撃を実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Apache Software Foundation レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3623
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3623
  2. 関連文書 : Apache CXF SAML security bypass
更新履歴

  • [2014年11月04日]
      掲載
    [2015年05月08日]
      ベンダ情報：レッドハット (RHSA-2015:0675) を追加
      ベンダ情報：レッドハット (RHSA-2015:0850) を追加
      ベンダ情報：レッドハット (RHSA-2015:0851) を追加
    [2015年06月22日]
      ベンダ情報：レッドハット (RHSA-2015:0236) を追加

公表日2014/09/11
登録日2014/11/04
最終更新日2015/06/22