【活用ガイド】

JVNDB-2014-005113

ASR901 デバイス上で稼働する Cisco IOS におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

ASR901 デバイス上で稼働する Cisco IOS には、IPv4 パケット処理のために CPU を使用する誤った決定を行うため、サービス運用妨害 (BGP ネイバーフラッピング) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCuo29736 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 15.4(3)S0b
  • Cisco ASR 901 ルータ

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された大量の IPv4 パケットを送信されることで、サービス運用妨害 (BGP ネイバーフラッピング) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3293
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3293
更新履歴

  • [2014年10月30日]
      掲載