【活用ガイド】

JVNDB-2014-005103

Ignite Realtime Smack XMPP API における SSL サーバになりすまされる脆弱性

概要

Ignite Realtime Smack XMPP API は、カスタム SSLContext が使用されている場合、サーバのホスト名が X.509 証明書のサブジェクトの Common Name (CN) または subjectAltName フィールドのドメイン名と一致することを検証しないため、SSL サーバになりすまされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Ignite Realtime
  • Smack API 4.0.2 未満の 4.x
  • Smack API 3.x
  • Smack API 2.x

想定される影響

中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) により、任意の有効な証明書を介して、SSL サーバになりすまされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Ignite Realtime レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-5075
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-5075
  2. 関連文書 : CVE-2014-5075 MitM Vulnerability in the Smack XMPP Library for Java
更新履歴

  • [2014年10月29日]
      掲載
    [2015年07月30日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2015:1176) を追加