【活用ガイド】

JVNDB-2014-005098

OpenStack Identity および Juno におけるアクセス権を取得される脆弱性

概要

OpenStack Identity (Keystone) および Juno には、アクセス権を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


OpenStack
  • OpenStack Juno (Juno-2 未満)
  • Openstack Keystone 2013.2.4 未満
  • Openstack Keystone 2014.1.2 未満の 2014.x

想定される影響

リモート認証された受託者により、V2 API トラストのトークンリクエストのプロジェクト ID を介して、委託者が特定のロールを持つ許可されていないプロジェクトへのアクセス権を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

OpenStack オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不正な認証(CWE-863) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3520
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3520
更新履歴

  • [2014年10月29日]
      掲載
    [2014年12月04日]
      ベンダ情報:オラクル (CVE-2014-3520 Privilege Escalation vulnerability in OpenStack Keystone) を追加