【活用ガイド】

JVNDB-2014-005069

Linux および UNIX 上で稼動する Centrify Server Suite および Centrify DirectControl の adsetgroups における root 権限で任意のファイルを読まれる脆弱性

概要

Linux および UNIX 上で稼動する Centrify Server Suite および Centrify DirectControl の adsetgroups には、root 権限で任意のファイルを読まれる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Centrify
  • Centrify DirectControl 3.x から 4.2.0
  • Centrify Suite (Centrify Server Suite) 2008 から 2014.1

想定される影響

ローカルユーザにより、不適切に保護された setuid 機能を利用されることで、root 権限で任意のファイルを読まれる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Centrify
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-7298
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-7298
  2. 関連文書 : Centrify Data Leakage
  3. 関連文書 : Centrify fixed my adsetgroups setuid flaw
更新履歴

  • [2014年10月28日]
      掲載

公表日2014/10/14
登録日2014/10/28
最終更新日2014/10/28