【活用ガイド】

JVNDB-2014-005059

Zend Framework の Zend_Ldap クラスおよび Zend\Ldap コンポーネントにおける認証を回避される脆弱性

概要

Zend Framework の (1) Zend_Ldap クラス、および (2) Zend\Ldap コンポーネントには、認証を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Zend Technologies Ltd.
  • Zend Framework 1.12.9 未満
  • Zend Framework 2.2.8 未満の 2.x
  • Zend Framework 2.3.3 未満の 2.3.x

想定される影響

第三者により、NULL バイトで始まるパスワードを介して、認証されないバインドを誘発されることで、認証を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Zend Technologies Ltd. オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-8088
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-8088
  2. 関連文書 : Zend Framework ldap_bind() security bypass
更新履歴

  • [2014年10月28日]
      掲載
    [2015年04月08日]
      ベンダ情報:オラクル (Oracle Solaris Third Party Bulletin - January 2015) を追加