【活用ガイド】

JVNDB-2014-005001

Node.js の qs モジュールにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Node.js の qs モジュールは、配列データに対して圧縮機能を呼び出さないため、サービス運用妨害 (メモリ消費) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM SDK, for Node.js v1.1.0.7 およびそれ以前
Node.js Foundation
  • Node.js 1.0.0 未満

想定される影響

第三者により、スパース行列を作成する過度に大きなインデックスの値を使用されることで、サービス運用妨害 (メモリ消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM Node.js Foundation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-7191
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-7191
更新履歴

  • [2014年10月27日]
      掲載
    [2014年11月27日]
      ベンダ情報:IBM (1687928) を追加