【活用ガイド】

JVNDB-2014-004978

SeedDMS におけるディレクトリトラバーサルの脆弱性

概要

SeedDMS (旧 LetoDMS および MyDMS) には、ディレクトリトラバーサルの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Uwe Steinmann
  • SeedDMS 4.3.4 未満

想定される影響

以下を実行される可能性があります。

(1) LogManagement 機能へのアクセス権を持つリモート認証されたユーザにより、.. (ドットドット) を含む out/out.LogManagement.php の logname パラメータを介して、任意のファイルを読まれる可能性があります。

(2) 第三者により、.. (ドットドット) を含む op/op.AddFile2.php の fileId パラメータを介して、任意のファイルに書き込まれる可能性があります。

本脆弱性は、CVE-2014-2278 の脆弱性を悪用して任意のコードを実行するために、(2) が利用される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Uwe Steinmann
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. パス・トラバーサル(CWE-22) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-2279
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-2279
  2. 関連文書 : 104466 : SeedDMS /out/out.LogManagement.php logname’ Parameter Remote Path Traversal File Access
更新履歴

  • [2014年10月24日]
      掲載

公表日2014/03/14
登録日2014/10/24
最終更新日2014/10/24