【活用ガイド】

JVNDB-2014-004959

OpenStack Compute (Nova) の VMware ドライバにおける意図しないコンソールにアクセスされる脆弱性

概要

OpenStack Compute (Nova) の VMware ドライバには、競合状態により、意図しないコンソールにアクセスされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


OpenStack
  • OpenStack Compute (Nova) 2014.1.4 未満
  • OpenStack Compute (Nova) 2014.2rc1 未満の 2014.2

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、2つの異なるインスタンスに対して同一の VNC ポートの割り当てを誘発するインスタンスを生成されることで、意図しないコンソールにアクセスされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

OpenStack レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 競合状態(CWE-362) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-8750
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-8750
更新履歴

  • [2014年10月24日]
      掲載
    [2014年11月27日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2014:1689) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2014:1781) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2014:1782) を追加