【活用ガイド】

JVNDB-2014-004897

Mozilla Firefox の dom/media/MediaManager.cpp の WebRTC 動画共有機能における重要な情報を取得される脆弱性

概要

Mozilla Firefox の dom/media/MediaManager.cpp の WebRTC 動画共有機能は、IFRAME 要素内の動画に対する共有中止 (Stop Sharing) アクションを適切に認識しないため、ローカルカメラから重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Mozilla Foundation
  • Mozilla Firefox 33.0 未満
  • Mozilla Firefox ESR 31.2 未満の 31.x
  • Mozilla Thunderbird 31.2 未満の 31.x

想定される影響

第三者により、ユーザがストリーミングを中止しようとした後もセッションが保持されることで、ローカルカメラから重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mozilla Foundation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-1585
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-1585
更新履歴

  • [2014年10月22日]
      掲載

公表日2014/10/14
登録日2014/10/22
最終更新日2014/10/22