【活用ガイド】

JVNDB-2014-004885

Apple OS X Server のメールサービスにおけるアクセス制限を回避される脆弱性

概要

Apple OS X Server のメールサービスは、サービスの再起動まで SACL の変更を適用しないため、アクセス制限を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


アップル
  • macOS Server (旧 OS X Server) 4.0 未満 (OS X Yosemite v10.10 以降)

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、管理者による変更を利用されることで、アクセス制限を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
  • Apple Security Updates : HT6536
  • Apple セキュリティアップデート : HT6536
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-4446
参考情報

  1. JVN : JVNVU#97537282
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-4446
  3. 関連文書 : APPLE-SA-2014-10-16-3 OS X Server v4.0
更新履歴

  • [2014年10月22日]
      掲載