【活用ガイド】

JVNDB-2014-004860

Juniper Junos におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Juniper Junos には、特定の内部ネットワークに接続するために em インターフェースを使用する際、サービス運用妨害 (em driver bock および FPC のリセットまたはオフライン ("go offline")) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ジュニパーネットワークス
  • Junos OS 11.4R11 未満の 11.4
  • Junos OS 12.1R9 未満の 12.1
  • Junos OS 12.1X44-D30 未満の 12.1X44
  • Junos OS 12.1X45-D20 未満の 12.1X45
  • Junos OS 12.1X46-D15 未満の 12.1X46
  • Junos OS 12.1X47-D10 未満の 12.1X47
  • Junos OS 12.2R8 未満の 12.2
  • Junos OS 12.2X50-D70 未満の 12.2X50
  • Junos OS 12.3R6 未満の 12.3
  • Junos OS 13.1R4 未満の 13.1
  • Junos OS 13.1X49-D55 未満の 13.1X49
  • Junos OS 13.1X50-D30 未満の 13.1X50
  • Junos OS 13.2R4 未満の 13.2
  • Junos OS 13.2X50-D20 未満の 13.2X50
  • Junos OS 13.2X51-D15 未満の 13.2X51
  • Junos OS 13.2X52-D15 未満の 13.2X52
  • Junos OS 13.3R1 未満の 13.3

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された一連の、clns-routing または ESIS が設定されている場合の (1) CLNP フラグメントパケット、あるいは (2) IPv4 または (3) IPv6 フラグメントパケットを介して、サービス運用妨害 (em driver bock および FPC のリセットまたはオフライン ("go offline")) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ジュニパーネットワークス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-6380
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-6380
更新履歴

  • [2014年10月21日]
      掲載