【活用ガイド】

JVNDB-2014-004848

Epicor Enterprise におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Epicor Enterprise には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Epicor Software
  • Epicor Enterprise 7.4 以上 7.4 FS74SP6_HotfixTL054181 未満

想定される影響

第三者により、以下の要素を介して、任意の Web スクリプトまたは HTML を挿入される可能性があります。

(1) Order 詳細の Notes セクション
(2) "Order to consume" の Description セクション
(3) Favorites の Favorites name セクション
(4) Procurement/EKPHTML/search_item_bt.asp の FiltKeyword パラメータ
(5) Procurement/EKPHTML/EnterpriseManager/Budget/ImportBudget_fr.asp の Act パラメータ
(6) Procurement/EKPHTML/EnterpriseManager/UserSearchDlg.asp の hdnOpener パラメータ
(7) Procurement/EKPHTML/EnterpriseManager/UserSearchDlg.asp の hdnApproverFieldName パラメータ
(8) Procurement/EKPHTML/EnterpriseManager/Codes.asp の INTEGRATED パラメータ
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Epicor Software
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-4312
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-4312
  2. 関連文書 : Epicor Password Disclosure / Cross Site Scripting
更新履歴

  • [2014年10月20日]
      掲載

公表日2014/09/30
登録日2014/10/20
最終更新日2014/10/20