【活用ガイド】

JVNDB-2014-004666

Cisco ASA ソフトウェアの Clientless SSL VPN ポータルにおけるプロセスメモリから重要な情報を取得される脆弱性

概要

Cisco ASA ソフトウェアの Clientless SSL VPN ポータルには、プロセスメモリから重要な情報を取得される、またはメモリコンテンツを変更される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCuq29136 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 8.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Adaptive Security Appliance ソフトウェア 8.2(5.51) 未満の 8.2
  • Cisco Adaptive Security Appliance ソフトウェア 8.3(2.42) 未満の 8.3
  • Cisco Adaptive Security Appliance ソフトウェア 8.4(7.23) 未満の 8.4
  • Cisco Adaptive Security Appliance ソフトウェア 8.6(1.15) 未満の 8.6
  • Cisco Adaptive Security Appliance ソフトウェア 9.0(4.24) 未満の 9.0
  • Cisco Adaptive Security Appliance ソフトウェア 9.1(5.12) 未満の 9.1
  • Cisco Adaptive Security Appliance ソフトウェア 9.2(2.8) 未満の 9.2
  • Cisco Adaptive Security Appliance ソフトウェア 9.3(1.1) 未満の 9.3
  • Cisco Adaptive Security Appliance (ASA)

想定される影響

第三者により、巧妙に細工されたパラメータを介して、プロセスメモリから重要な情報を取得される、またはメモリコンテンツを変更される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3392
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3392
更新履歴

  • [2014年10月14日]
      掲載