【活用ガイド】

JVNDB-2014-004633

MIT Kerberos 5 の kadmind の lib/kadm5/srv/svr_principal.c の kadm5_randkey_principal_3 関数におけるチケットを偽造される脆弱性

概要

MIT Kerberos 5 (別名 krb5) の kadmind の lib/kadm5/srv/svr_principal.c の kadm5_randkey_principal_3 関数は、-randkey -keepold リクエストに対するレスポンスに古いキーを送信するため、チケットを偽造される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


MIT Kerberos
  • Kerberos 5 1.13 未満

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、管理アクセス権を利用されることで、チケットを偽造される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

MIT Kerberos レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 証明書・パスワードの管理(CWE-255) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-5351
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-5351
  2. 関連文書 : MGASA-2014-0477
更新履歴

  • [2014年10月14日]
      掲載
    [2014年11月17日]
      ベンダ情報:レッドハット (Bug 1145425) を追加
    [2014年12月26日]
      参考情報:関連文書 (MGASA-2014-0477) を追加