【活用ガイド】

JVNDB-2014-004615

OpenStack Cinder の GlusterFS および Linux Smbfs ドライバにおける Cinder-volume ホストからファイルデータを取得される脆弱性

概要

OpenStack Cinder の (1) GlusterFS および (2) Linux Smbfs ドライバには、Cinder-volume ホストからファイルデータを取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


OpenStack
  • OpenStack Cinder 2014.1.3 未満

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、巧妙に細工された qcow2 ヘッダを持つボリュームをクローニングされる、およびアタッチされることで、Cinder-volume ホストからファイルデータを取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

OpenStack レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3641
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3641
更新履歴

  • [2014年10月10日]
      掲載
    [2014年11月27日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2014:1788) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2014:1787) を追加