【活用ガイド】

JVNDB-2014-004519

phpMyAdmin におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

phpMyAdmin には、libraries/TableSearch.class.php および libraries/Util.class.php に関する処理に不備があるため、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


The phpMyAdmin Project
  • phpMyAdmin 4.0.10.4 未満の 4.0.x
  • phpMyAdmin 4.1.14.5 未満の 4.1.x
  • phpMyAdmin 4.2.9.1 未満の 4.2.x

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、(1) テーブル検索 (table search) または (2) テーブル構造 (table structure) 画面のレンダリング中に適切に処理されない巧妙に細工された ENUM 値を介して、任意の Web スクリプトまたは HTML を挿入される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The phpMyAdmin Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-7217
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-7217
更新履歴

  • [2014年10月06日]
      掲載