【活用ガイド】

JVNDB-2014-004507

IBM WebSphere MQ における queue-manager のアクセス制限を回避される脆弱性

概要

IBM WebSphere MQ は、 CONNAUTH 属性に関連する特定の状況下でクライアントからの接続をブロックするための CHLAUTH ルールを適切に処理しないため、queue-manager のアクセス制限を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM WebSphere MQ 8.0.0.1 未満の 8.x

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、queue-manager へのアクセス制限を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-4793
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-4793
更新履歴

  • [2014年10月03日]
      掲載