【活用ガイド】

JVNDB-2014-004449

Linux Kernel の include/linux/netdevice.h におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Linux Kernel の include/linux/netdevice.h は、netdev_printk およびその関連のロギングの実装に不正にマクロを使用するため、サービス運用妨害 (NULL ポインタ参照およびシステムクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 2.6.36 未満

想定される影響

第三者により、VXLAN インターフェイスに不正なパケットを送信されることで、サービス運用妨害 (NULL ポインタ参照およびシステムクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3535
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3535
更新履歴

  • [2014年09月30日]
      掲載