【活用ガイド】

JVNDB-2014-004446

Linux Kernel で使用される Ceph の net/ceph/auth_x.c におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Linux Kernel で使用される Ceph の net/ceph/auth_x.c は、認証のレスポンスを適切に検証しないため、サービス運用妨害 (システムクラッシュ) 状態にされるなど、不特定の影響を受ける脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 3.16.3 未満

想定される影響

第三者により、Ceph Monitor の IP アドレスからの巧妙に細工されたデータを介して、サービス運用妨害 (システムクラッシュ) 状態にされるなど、不特定の影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-6418
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-6418
更新履歴

  • [2014年09月30日]
      掲載