【活用ガイド】

JVNDB-2014-004407

Cisco IOS の ALG モジュールにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco IOS の ALG モジュールは、NAT 経由 SIP (SIP over NAT) を適切に実装していないため、サービス運用妨害 (デバイスリロード) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCun54071 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 15.0 から 15.4

本脆弱性の影響を受ける Cisco 製品の詳細については、ベンダ情報 cisco-sa-20140924-nat および 35610 をご確認ください。
想定される影響

第三者により、マルチパートの SDP IPv4 トラフィックを介して、サービス運用妨害 (デバイスリロード) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3361
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3361
更新履歴

  • [2014年09月26日]
      掲載