【活用ガイド】

JVNDB-2014-004397

ESET Smart Security および ESET Endpoint Security における権限を取得される脆弱性

概要

ESET Smart Security および ESET Endpoint Security の Firewall Module の ESET Personal Firewall NDIS フィルタ (EpFwNdis.sys) ドライバには、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ESET
  • ESET Endpoint Security 5.0 から 7.0 (Firewall Module Build 1183 (20140214) およびそれ以前)
  • ESET Smart Security 5.0 から 7.0 (Firewall Module Build 1183 (20140214) およびそれ以前)

想定される影響

ローカルユーザにより、巧妙に細工された 0x830020CC IOCTL 呼び出しに対する引数を介して、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ESET キヤノンITソリューションズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-4973
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-4973
  2. 関連文書 : Vulnerability title: Privilege Escalation In ESET Products For Windows
更新履歴

  • [2014年09月25日]
      掲載
    [2014年10月29日]
      対策:内容を更新
      ベンダ情報:キヤノンITソリューションズ (Windows用プログラムのパーソナルファイアウォール機能に関する脆弱性への対応状況について) を追加