【活用ガイド】

JVNDB-2014-004360

Squid の snmp_core.cc の snmpHandleUdp 関数 におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Squid の snmp_core.cc の snmpHandleUdp 関数には、SNMP ポートが設定されている場合、一つずれエラー (Off-by-One error) により、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる、または任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Squid-cache.org
  • Squid 3.x
  • Squid 2.x

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された UDP SNMP リクエストを介して、ヒープベースのバッファオーバーフローを誘発されることで、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる、または任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Novell Squid-cache.org オラクル レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-6270
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-6270
更新履歴

  • [2014年09月24日]
      掲載
    [2015年08月31日]
      ベンダ情報:オラクル (Oracle Solaris Third Party Bulletin - July 2015) を追加