【活用ガイド】

JVNDB-2014-004287

GKSu における任意のコマンドを実行される脆弱性

概要

GKSu には、sudo-mode が有効ではない場合、gksu-run-helper 引数において " (二重引用符) 文字を使用するため、引数内に信頼できない文字列を含む特定の状況で、任意のコマンドを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


nongnu
  • GKSu 2.0.2

想定される影響

攻撃者により、引数内に信頼できない文字列を含む特定の状況で、任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

nongnu
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-2886
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-2886
  2. 関連文書 : bug #40023: command is not escaped when run_mode is not SUDO_MODE
  3. 関連文書 : gksu handles quoted strings wrongly
更新履歴

  • [2014年09月19日]
      掲載

公表日2014/09/18
登録日2014/09/19
最終更新日2014/09/19