【活用ガイド】

JVNDB-2014-004185

iOS 用 Facebook アプリおよび Facebook Messenger アプリにおけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

** 未確定 ** 本件は、脆弱性として確定していません。

iOS 用 Facebook アプリおよび Facebook Messenger アプリには、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

なお、ベンダは、「ユーザは HTML ファイルのコンテンツがレンダリングされる前にインタースティシャル警告 (interstitial warning) を受け入れているはずであり、また HTML コンテンツのオリジンはサンドボックスのドメインである」との理由から、本レポートの重要性に異議を唱えています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Facebook
  • facebook 14.0
  • Facebook Messenger 10.0

想定される影響

第三者により、チャットトラフィックの MIME の傍受の際に適切に処理されない巧妙に細工されたファイル名の拡張子を介して、任意の Web スクリプトまたは HTML を挿入される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Facebook
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-6392
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-6392
  2. 関連文書 : Reflected XSS Attacks vulnerabilities used MIME Sniffing in Facebook Messenger and Facebook App for iOS.
更新履歴

  • [2014年09月16日]
      掲載
    [2015年10月21日]
      概要：内容を更新

公表日2014/09/02
登録日2014/09/16
最終更新日2015/10/21