【活用ガイド】

JVNDB-2014-004141

IBM Rational License Key Server の Administration and Reporting Tool における認証チェックを回避される脆弱性

概要

IBM Rational License Key Server (RLKS) の Administration and Reporting Tool には、認証チェックを回避され、ライセンスの使用状況 (license-usage) のデータに含まれる不特定の URL にアクセスされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Rational License Key Server 8.1.4
  • IBM Rational License Key Server 8.1.4.2
  • IBM Rational License Key Server 8.1.4.3

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、SPARQL クエリの DESCRIBE 句を介して、認証チェックを回避され、ライセンスの使用状況 (license-usage) のデータに含まれる不特定の URL にアクセスされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-3079
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-3079
更新履歴

  • [2014年09月11日]
      掲載